基礎を見るポイント

-マイホーム工事を自分でチェック-

 

マイホーム工事を自分でチェック     更新履歴

2008年10月17日作成

 

では、マイホームの基礎工事の現場を、自分でチェックする際のポイントを見ていきましょう。
チェックするタイミングは、鉄筋を並べた状態の時です。
工事監理者(または設計者)に、基礎をチェックする時期がいつ頃になるか、聞けば教えてくれるはずです。

マイホームの基礎をチェックするポイントは、鉄筋です。
基礎部分の強度を確保する為に大切な鉄筋をチェックするのが、一番のポイントなのです。

設計図の基礎部分の図面に D10@200 のような表記がある場合、直径10mmの鉄筋が200mm間隔で並んでいることを示します。
そこで、工事現場で使用されている鉄筋の間隔をチェックするのです。

現場で鉄筋の間隔が一番広いところを探し、設計の寸法以下であれば合格です。
D13となっている場合は、鉄筋の直径が太いところで13mmあることも確認しましょう。
(R12の場合は、太さがまっすぐ同じ鉄筋で直径12mmです。)

この鉄筋の太さや間隔は、場所によって異なる場合もあります。
違っている場所ごとにチェックを行ないましょう。

また、コンクリートの型枠が設置されていたら、鉄筋が枠の真ん中に設置されていることも確認します。
鉄筋と枠の隙間が狭い部分(30mm以下)があったら、直してもらいましょう。

マイホーム工事の基礎部分で、比較的チェックしやすく重要なのが、この鉄筋部分です。
この鉄筋がしっかり配置されていれば、基礎部分で大きな問題が生じる可能性はぐっと減ります。
鉄筋はコンクリートを流し込んだら見えなくなってしまうので、しっかり写真に記録しておきましょう。

次は、構造部分です。

   

現場を見るタイミング-----------------------------------------------------------構造を見るポイント

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